Nikon ヨーロッパが実施しているサマーセールズが今日で終了します。
この期間中開始日に購入したZ6ですからもう一月になります。
このセールズを機会にもう一本レンズ購入するかどうか悩んでおりましたが、とりあえず50㎜F1.8Sに集中することにしました。
↑のような立体感の表現ができるレンズなのでとりあえず満足だし、もっと使い込むことにしたのです。
一方、MFのニッコール・レンズもアダプター経由で使用できるので、それも試してみました。
なかでも最も愛するAi Nikkor 55mm F1.2を優先しました。
当初、拡大機能の使いにくさに並行しました。
使い慣れたα7RIIでは、拡大縮小ともに(それぞれ使用するボタンはことなるものの)ワンタッチでOKなのですが、Z6ではそれができません。
ハンドブックにもおざなりな説明しかなく閉口しました。
そこでネット検索を経て了解したのは、
1)拡大機能をFn1にわりあてる。これでEVFから目を離さずグリップを握ったまま右手中指をのばしてFn1ワンタッチで拡大できます。
2)縮小ワンタッチも「i」ボタンで可能です。しかしあとで上記のFn1を再度タッチすれば元のイメージに一瞬で縮小できることに気づきました。
ということでMFも便利に使用できることを知りました(^^♪
これでめでたくMFオールドレンズで遊べることになりました。
以下の二枚はAi Nikkor 55mm F1.2で撮影したものです。↓
それにつけても感じるのは、Nikonの戦略の狭窄な視野のことです。
ソニーはEマウントを導入した当初からマウント情報を公開し、サードパーティーのレンズメーカーやアダプターメーカーが参入し、当初貧弱だったレンズ・ラインナップのカヴァーをはかっていました。
その結果、オールドレンズ・ファンが大挙してα7シリーズに流れたのです。
それに比して、Nikonのサードパーティーへの冷淡さやアダプター遊びへの無考慮さは、さすがNikon「伝統」のニッコール優先「思想」にもとづく戦略は健在だなあ、との感を強くしました。むろん皮肉です(^^♪
オールドレンズはニッコールでどうぞ、ということでしょう。各アダプターメーカーもあまり積極的にZ用の開発はしていないように見えます。
Nikon信者およびNiko爺は、それでまあ結構、ということなんでしょうね。
わたしはそうではないので、オールド・ニッコールはZ6で使うにしても、その他各マウントはα7シリーズで使用しようと考えています。
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by amselstillalive
| 2020-07-17 16:16
| 写真撮影
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久しぶりにボケパノ撮影してみました。
ちょっとしらべてみたら実に1年4か月ぶりでした。
なんで遠ざかっていたのか忘れてしまいましたが、きっと飽きたのでしょう。
しかし新機材がボケパノ向きかどうか確認するために思い立ったのでした。
使用したレンズはSamyang 85mmF1.4でした。これはNikon Fマウントだったので便利だからです。
右下より逆S字に9枚撮影して、MS-ICEでつなぎ合わせました。
どうもあまりボケてませんね。
撮影位置がメインの被写体から遠すぎたので望遠引き寄せ効果がでてしまったのですね。
ボケパノというよりパノラマ写真になってしまいました。
この感じだとたぶん35㎜F1.4で撮影した画に近いかもしれません。
以下に焦点をあわせたメインの一枚を参考に貼っておきます。
これだといかにも85㎜中望遠らしいでしょう。
これがボケパノだと一枚目のような画になるのだから、まあ面白いのですよ(^^♪
久しぶりだったのでボケパノの撮り方を忘れていました。
また一から出直してスキルアップしなくちゃあ、でも頑張らないでテキトーに♬。
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by amselstillalive
| 2020-07-12 07:28
| 写真撮影
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おそらくダイナミックレンジが広いために実現できることなのでしょうが、Z6で撮影したイメージの場合は光と影の境目のグラデーションが美しいように感じます。
α7RIIはこのあたりのパフォーマンスが苦手でした。
センサーかエンジンかはたまたレンズ性能によるものか判然としませんが、まずはこの描写性能が気に入りました。
この点での歩留まりがよく、この日の光の具合がよかったこともあり気に入ったイメージが多く撮影できたのです。
シャドウは粘り白飛びもしにくい条件下でこそ光と影の境のゆらぎがとらえられるというものでしょう。
光画としての写真を撮影することの醍醐味をこのあたりに感じるものとしては、実によい機材を入手したものだと
おそまきながら悦に入っているのでした。
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by amselstillalive
| 2020-07-06 04:31
| 写真撮影
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Z6で撮った結果をみて感心したのはNikon風の画がでた、ということです。
これはデジタルばかりではなくフィルム時代を通してという感想です。
とくにF100やD610での撮影結果とほぼ同様な雰囲気をもっているな、感じました。
どこが、と問われても言葉では表現しにくいのです。
以下にいくつか例を並べてみましょう。
いかががでしょうか?
一枚目がD610+AF-S 50mmF1.8G
二枚目はF100+AF 50mmF1.8D
三枚目はZ6+Z 50mmF1.8S
です。
わたしにとってはどれもNikon独特の懐かしい雰囲気があるなあと感じるのです。
Leicaで撮る画がフィルムとデジタルを通していかにもLeicaという雰囲気をもっているのと同様なことがNikonの機材でもありうるということです。
これはおそらく開発技術者の方々の並々ならぬご苦労を経ての成果なのでしょう。
光学企業としてののアイデンティティが撮影結果に表現されているのは素晴らしいことです。
このことが他の企業とその製品にあるのかどうか不明です。
というのもそれほど深くはまったカメラがNikon以外にないからです。
Leicaはきわめて限られた経験ですが、デジタルがなぜフィルムと同様な画質でいかにもLeica風なのを不思議に思ったものです。
今回、Z6の使用を開始してみて、「あれっ、画がD610そっくり、そしてF100にも」と即感じたのでした。
ただ、Z6の描写性能は突出してはいますが、雰囲気的には「いかにもNikon風」なのであります。
これが最初の印象でした(^^♪
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by amselstillalive
| 2020-06-29 05:31
| 機材
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Z7を発売日にさわったり、友人のZ6で撮影させてもらったりした体験であらかじめ知っていたことですが、
Z6で撮影すること自体がすでに快楽です(^^♪
シャッター感触がまるでDSLRのようで、まったりとしたα7シリーズに辟易していたものにとっては救済感に満ちた至福です。
またXQDの書き込みが速いのもうれしいです。
このあたり高画素版のZ7はどうなんでしょうか?まあそれはどうでもいいか♪
以上は操作性の良さが撮影にもたらす大きなメリットです。
さらに撮影結果の好ましさ、つまりいわゆる「画質」の良さがわかっているので撮影中の期待値も高まるのです。
センサーと短いフランジバック、大口径マウントが基礎づけたレンズ開発のメリット、それを活用した優れた光学性能、これがZシリーズの売りですが、まさに使ってみてこれは大いに肯定すべき核心点でしょう。
絞り開放からシャープな50㎜F1.8Sは期待どおりでした。
また立体感ある仕上がりも善哉です。これも大いに期待していたのですが裏切ることのないパフォーマンスです。
と、こうして書いていると遅れてきたレヴューのようなのでもうやめておきます。
このように期待のこもる新機材を今日初めて街撮りにもちだしました。
そして家に帰ってPC画面でみて思ったのは、シャープさと立体感以外に影の描写が素敵だなあ、ということでした。
光と影こそが写真の命ですから、その描写に秀でている機材だと当然モチベーションが向上します。
当分の間、他の機材はお休み、ということになりそうです。
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by amselstillalive
| 2020-06-25 01:27
| 写真撮影
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