アムゼルの個人的撮影生活とその結果報告および若干の意見など

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Valencia Museum of Fine Artsにゴヤを訪ねて

ヴァレンシア美術館(Valencia Museum of Fine Arts、西:Museu de Belles Arts de València)は、スペイン絵画の巨匠たち、ベラスケスやエル・グレコ、ゴヤ、の作品が入場無料で観賞できるということで楽しみにしていた。

17世紀に建てられた神学校を改築して現在は美術館にしていているらしい。当時はすでにバロックの時代だが、さすが神学校とくにカソリックのなかでも極めて保守的なスペインらしくバロックの風味など一切ない建築物である。


DSCF6223


入場すると青屋根のすぐ下で一階はゴシックからルネッサンス時代の教会芸術が展示してある。

とはいえ当時のスペインは北部をのぞいてイスラム統治下であるからルネッサンスはなかった。

しかしイスラム・スペインが、グレコローマン文明を受け継いだイスラム文献をラテン語に翻訳してくれたおかげで、それが欧州各地へ伝わりルネッサンスの引き金になったわけであるが

イタリアで花開いた文芸復興とスペイン自身はまったく無縁のことだったのである。


DSCF6308


階上は、オランダ絵画、イタリア絵画とそしてスペイン絵画である。

ベラスケス、エル・グレコ、ゴヤを期待してはいたが、結果は期待外れだった。

ベラスケスは小さな自画像が一つ、グレコも一つしかない。


DSCF6300


そしてゴヤが二点。

DSCF6306


そのうち一点がDoña Joaquina Candadoのポートレートである。

Joaquina Candadoはゴヤ家の家政婦あるいは女中だったということだが、

まるで貴婦人のように描かれている。

ゴヤの親愛の情が乗りうつったものであろうか?


DSCF6304a


あとで気づいたのではあったが、

ここを訪れたこの日、3月30日は、ゴヤ先生の270歳の誕生日であった

これも一つのシンクロニシテイだった、としておこう。


さてこの美術館で、個人的に最も気に入ったのは、ヴァレンシア生まれの肖像画家

Joaquín Sorolla(1863 – 1923)の展示だった。

ゴヤ大先生とはスケールがちがうが、ご当地生まれということで特別に大きく鄭重に扱われている。


DSCF6295


ソロラは19世紀から20世紀の画家である。

わが国の絵画的興味はこの時代はなぜかフランスは印象派に集中していて

スペイン絵画など眼中にないのでほとんど知られていないが

きちんとスペイン絵画の伝統が継承されているのがよくわかるし

当時の流行もまた取り入れらているのも明白だ。

個人的にはツボにはまる表現である。


DSCF6297


この美術館はイスラム風の中庭も有名らしいが惜しくも工事中ゆえ参観不能であった。

機会があれば何度でも訪れたいこじんまりとした感じのいい美術館である。




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by amselstillalive | 2016-05-22 21:31 | ヴァレンシア | Comments(4)

シャドーピープル X-T10によるヴァレンシア光蜥蜴6

ダイナミックレンジが広いX-T10は、シャドウとハイライトを調整してコントラストをあげても

白とびや暗部のつぶれもない。

しかしまったくないわけではない

結果、「シャドーピープル」が出現しその効果を楽しむこともできた。

at a corner of El Carmen <Valencia light & shadow>

これなども中心人物がほぼつぶれているが、よく見ると髪の色や形も残っている。

逆に壁面のデティールなども飛んでしまう一歩手前で頑張ってくれた。

こうなると面白い。

そこでこの効果を多用することになった。


at Plaza de Virgen, <Valencia light & shadow>


ここでは手前のたばこに火をつける男はほとんどつぶれシルエットだけになった。

しかし壁面の淡い影とのコントラストもでて撮影者は上出来と判断した。

同一場所で何枚か撮影したうちの他のイメージが以下だが

これはJPEGクラシッククロームで撮影したものをモノクロ化したものだが

劣化もほとんどなく広いダイナミックレンジのお蔭で

暗部もよく描写されている。


The house of rising sun, Plaza de la Virgen, Valencia

ここでは画面中央の街灯のたもとにいる人物がシャドーピープルとなったが

初老の女性とわかるほどつぶれずにいてくれた。

今回のヴァレンシアではこうしてたくさんのシャドーピープルが出現することになったのである♪








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by amselstillalive | 2016-05-19 21:24 | ヴァレンシア | Comments(6)

X-T10によるヴァレンシア光蜥蜴5

数日前の記事でふれておいたCharlene Winfred 式のスキルの応用編である。

ヴァレンシアの中心街、銀行が立ち並ぶ一角に感じのよい影が射していたので

その街かどに立ち止まって連続して撮影した。

people in light & shadow, Valencia


撮影方向を右にふって

shadow people, Valencia


少しさがって


Carrer de les Barques, Valencia


交差点をわたって


Yesterday, Today and Tomorrow


などなど

ポイントにはまればいくらでも好みのイメージが切り取れる。

道行く人々もわたしが何を撮影しているか不明なので無視してくれている。

これまでスナップを避けてきたのは仰々しいDSLR(とくにレンズ)が

人々の警戒心を引き起こすからだった。

小さいミラーレスは忌憚なく路上で使用できる。

X-T10によりわたしのスタイルが変化中なのであります♪
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by amselstillalive | 2016-05-18 16:10 | ヴァレンシア | Comments(4)

X-T10によるヴァレンシア光蜥蜴4 Night Street

X-T10の優秀な高感度性ゆえ夜の街でも安心してシャッターが切れた。

レンズもXF27㎜F2.8とそれほど明るいとはいえぬが

それでもほぼ満足のゆく結果であった。

むろん手ブレも多かったが。

ISOは6400上限にAUTO設定であった。


start of "Fiesta San Vicente" at "Plaze de Virgen", Valencia

これはISO2500だった。ノイズがないわけではないが手ブレというより人々が動いてしまっている。

シャッター速度1/60、絞りはF2.8開放。


以下はISO5000だが、シャッター速度1/60と絞りはF2.8開放、と上と同様だった。

人々の動きが少ない分ブレも少ない。

またノイズも気にならない。

Singing spanish folk song, Valencia


これには撮影者も吃驚だった。

ISO6400ではノイズの出方はどうなのだろう?

作例を挙げる趣味はないので今後偶然ISO6400で撮ったものがでてきた時にまた紹介する。


以下はISO2000、シャッター速度1/56、絞りはF2.8開放。


ladies in the night, Plaza de la Virgen <Valencia light & shadow>


画面真ん中の中世風のコスチュームの少女にピンを合わせた。

この少女を撮影しているチームを撮影しているところへ

自転車に乗ったドイツ人旅行者風の女性が飛び込んできた。

結果、意外な面白さになったと思う

と、自画自賛しておくのである♪
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by amselstillalive | 2016-05-17 02:33 | ヴァレンシア | Comments(4)

X-T10によるヴァレンシア光蜥蜴3

いわゆるスペイン人とは見かけがことなるヴァレンシア人について一言。

これは簡単なことで、ミラノ人がいわゆるイタリア人に似ていないことと同様なことであろう。

結論から言えば、バレンシアやミラノにはゲルマン人のDNAの影が濃い

ということだろう。


DSCF6412 66


北イタリアの場合はロンゴバルト族、スペインの場合は西ゴート族というゲルマン人が例の民族大移動でこれらの地域に移住して、そのDNAが連綿と継続し今もその民族的特徴を表出してる、としか考えられまい。

街角で見かける女性たちは(男には目が行かないので、悪しからず)、どうもドイツ人か北フランス人としか言えないのだ。

ブロンドヘアー、鋭くクールな眼光、高い背・・・・etc


DSCF6415 sw66


ドイツに住む身としては実に見慣れた女性たちの姿なのである。

ドイツやフランスからのツーリストという可能性もなきにしもあらずではあるが

以上挙げた二枚からは現地の人という印象しかもてない。

さらに、独仏から何らかの理由でここに居住する人々である可能性もある。

いちいち確認するわけにも行かぬし、自分の感覚を信ずるしかない。


ある日、独仏伊人どの国人といわれても通用しそうな美形に出くわした。


at a corner of Valencia, <Valencia light & shadow>


彼女の見かけは北フランス人である。

ブロンド、顔つき、服装ふくめてフランス風の香りが漂う。

背もドイツ人としては低いのでこれはやはりフランス人だ。

携帯で何か話しているがカタルーニャ語だ。


don´t pass me by, <Valencia light & shadow>


不思議な人々である。

欧州の歴史文化と民族との複雑な交錯が現前しているその場の雰囲気を直接感じていただけるだろうか?

欧州そのものが光と影の間に戯れのように女たちの表情に表出しているのだ。

などと無駄な事を考えつつファインダーを覗きシャッターを切り続けたのだった♪
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by amselstillalive | 2016-05-13 16:11 | ヴァレンシア | Comments(6)

X-T10によるヴァレンシア光蜥蜴2

FUJIFILMのXシリーズを使用する写真家を、X-Photographersとフジではなづけた。

その数は増加するばかり。みなXシリーズの描写性能に惚れこんでしまったのだ。

以下にそのリストがある。

以下はそのギャラリー

また専用のFBもある。

わたしがX-T10を購入する際に参考にした動画があって、そこに登場するのが

Charlene Winfred

である。

彼女はシンガポールで生まれ育ち成長後はオーストラリアへ移住し今はデンマーク在住ということだ。

彼女の作品がわたしの趣向にぴったりとあったこともX-T10を購入する理由となった。

その撮影方法も参考になった。

以下の動画をご覧ください。




彼女は街角のある一点に視点を定めてそのフレームに入ってくる人々を撮影する。

そのフレームには光と影も含まれている。

その顰に倣ってヴァレンシアの街角で実践してみた。



Carrer de Sant Vicent Màrtir, València


この場所で他の人々を



Calle San Vicente Mártir, <Valencia light & shadow>


撮影者がじっと何かを写そうとしている、でも俺(わたし)ではなさそうだ、

と人々をして安心させる効果があるようだ。

このスキルはこれからも大いに役立てたい。






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by amselstillalive | 2016-05-11 19:07 | ヴァレンシア | Comments(4)

X-T10クラシッククロームで見たヴァレンシア

最初に述べたが、今回はほとんどJPEGで撮影した。そしてフィルムシュミレーションはクラシッククロームを主に試した。

もっと銀残しに近い描写かと考えていたが結果はそれほどのものではなく、やや渋味がある、という程度であった。

好みである。

ヴァレンシアの核心、大聖堂と聖処女広場(la Plaza de la Virgen)付近をまとめて紹介しておこう。

どうかクラシッククロームの描写に注目してください♪


聖処女広場(la Plaza de la Virgen)la Plaza de la Virgen, Valencia



聖処女広場(la Plaza de la Virgen)から大聖堂を望む
la Plaza de la Virgen, Valencia



聖処女広場(la Plaza de la Virgen)に面する聖母デサンパラドス教会堂(Basilica De Nuestra Senora De Los Desamparados)と大聖堂の北側入り口(特殊な場合のみ開門)
la Plaza de la Virgen, Valencia



聖処女広場(la Plaza de la Virgen)から大聖堂入り口およびライナ広場(Plaza de la Reina)への路
Way to la Plaza de la Virgen, Valencia



大聖堂入り口ファサードにあるヴァレンシア市の紋章
catedral de Valencia





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by amselstillalive | 2016-05-10 18:15 | ヴァレンシア | Comments(6)

X-T10によるヴァレンシア光蜥蜴1

さすが地中海地方だけあってヴァレンシアの気候は素晴らしかった。

氷雨と霰の降るわがライン低地地方から飛行時間2時間ちょっとで

着くとそこはもう夏だった。気温26℃、わが地方との気温差15℃~!

スペイン本土に上陸するのは今回が初めて

マヨルカ島とテネリファ島しか滞在経験がなく、本土はマドリッド空港で乗換たことがあるのみ。

なんだかうれしい。

還暦をすぎた爺がそれほど単純に喜ぶことがそれほどあるわけではない。

土地との相性がいいのか、なにか他所へ来たという感じがしない。

学会参加の家内は当地でも多忙だが、こっちはただの暇人、撮影三昧の日々が始まった♪


2日目の朝、学会のある大学へ向かう家内と途中まで同道する。

とある橋

その下はもと川が流れていたがその昔ひどい洪水があって被害もは甚だしかったということで

ヴァレンシア市では別に運河を開削し、もとの川を堰き止め公園にしてしまったという。

橋の上からもとの川を見下ろす。


morning walk in Jardín del Turia <Valencia light & shadow>


朝から陽射しをうけて犬を散歩させる老人がうらやましい。

うらやましさの核心はもちろん陽射しである。

暗くあくまで暗い冬はむろんのこと

3月でさえぐずぐずと厚い雲が居残るドイツの呪われた土地から見ると

こんな陽射しさえが実に実にうらやましいのである。

その同じ橋を夕方通った。

光はやはりある

こんな、ここでは当たり前のことが地獄の底のような北ヨーロッパからきた者にとっては

何よりも恵なのである。


evening light on Puente del Real <Valencia light & shadow>

この橋を

Puente del Real

という。

Realは、英語ではRoyal、

つまり王室の橋である。

フェリーぺ三世の婚姻を祝って1595年に懸けられた橋ゆえそんな名がつけられたらしい。

わが国ではまだ関ヶ原の合戦が始まっていないころだ。

スペインでは斯くの如く歴史が石にしみついてあちらこちらにゴロッと露出しているのだ。

橋げたの下を自転車に乗った子供が二人勢いよく走って行った。

みんなシエスタをしているから夕方から元気になる。

よい習慣である。






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by amselstillalive | 2016-05-08 21:42 | ヴァレンシア | Comments(6)

X-T10によるヴァレンシア観光写真篇・続

※<観光写真篇>に掲載する画像は、FlickrにアップロードしたもののURLを貼りつけてはいますが、プライベートに限定しています。ゆえに、クリックされてもFlickrに飛びません。

さて、もう一回だけ(たぶん)<観光写真篇>でヴァレンシアの紹介をすませて本番にはいります。

しかし本番とは何か、という本質的な疑問はつねにぶら下げたまま。


emoticon-0114-dull.gif


スペイン、光と影(luces y sombras)

これが年少のころより染みついたスペインに対するイメージだった。

これはおそらく堀田善衛の『ゴヤ』(およびその他のスペインに関する書諸著作)のせいだと思う。

著者とその著作については長くなるので今はふれない。年少のころと還暦を過ぎた今では当然違った見方がある。それについては、おいおいふれることもあろう。


DSCF6377


これはヴァレンシア大聖堂の中の一礼拝堂にある

『悔悛しない瀕死の病人に付き添う聖フランシスコ・ボルハ』というタイトルをもつ、ゴヤ初期の作品である。

堀田のこの作品にたいする評価は低いが、ただし瀕死の病人の枕元で死をまつ三匹の化け物が、後の「黒い画」の萌芽が見られると指摘している。

慧眼の士はすでにおわかりのことと思うが、わたしの今回のヴァレンシア撮影三昧のテーマは

光と影(luces y sombras)

なのである。

敬愛する黒顔羊師匠ならこれを、光蜥蜴、と呼ぶ。師匠の顰に倣ってわたしもこのシリーズを

ヴァレンシア光蜥蜴、と名付けるよう。

さて、このゴヤの作品がある大聖堂こそヴァレンシアの中心であって、そこから旧市街はすべて徒歩で到達できる範囲にあり
わたしの撮影もこの旧市街内にほとんど限られ日がな一日とぼとぼと光蜥蜴を求め追いつづける行程であった。


ヴァレンシア大聖堂をレイナ広場から望む
DSCF6402

大聖堂内部正面
DSCF6368


堀田善衛は第一次戦後派とジャーナリズム用語で呼ばれる文学者の一人だった。戦前戦中のリベラル派であり共産主義者ではなかったが「反天皇制」の共和主義者だった。

件の『ゴヤ』も朝日ジャーナルに連載され後に単行本化されたのだが、若く愚かなわたしはそれを朝日ジャーナル紙上で愛読していたものであった。

いま、40年の歳月を経て『ゴヤ』を再読するとその左翼リベラルの臭みが堪えがたい。

しかし、ゴヤを生んだ18世紀から19世紀にかけてのスペインがいかなるものであったか?凡庸で紋切り型の偏見的スペイン像とはちがった、そしてそれを打ち崩したのが『ゴヤ』であった。その評価は再読後も変わらないし、堀田への敬愛の念はいっそう新たなものとなったのである。それはその政治的立場には一切関わりがない。

と、いまのところはとりあえず記しておいて先に進もう。

次回からは

ヴァレンシア光蜥蜴 

を楽しんでいただければ幸いです。







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by amselstillalive | 2016-05-07 18:11 | ヴァレンシア | Comments(4)

X-T10によるヴァレンシア観光写真篇

さてヴァレンシアと聞いてわが国人が思い浮かべるのは
1)地中海に面した港町
2)オレンジ
3)パエリアといったところだろうか?

3)はまさにパエリアの故郷でありどこにいってもパエリアはありつけるし、実際日に一度はパエリアを食することを旅行中の目標にしていた。

DSCF6409


2)は半分正しい。世にいうヴァレンシア・オレンジは実はカリフォルニア産であってスペイン産ではない。しかし柑橘類は豊富にある。

DSCF6538



1)は全くの誤解である。ヴァレンシアは海岸から6キロも内陸に位置している。しかし一度乗り換えるが地下鉄で海岸近くまで行ける。市内中心部から30分もかからない。

DSCF6576


あらかじめお知らせすると、今回掲載する画像は、いつもどおりFlickrにアップロードしたもののURLを貼りつけてはいるが、しかしこれら観光写真を全世界に公開するのは恥ずかしいのでプライベートに限定しています。ゆえに、クリックされてもFlickrに飛びません。

実をいえば、わたしも、1)と2)については見事に誤解をしていたのだ。

とくに、1)についての誤解は皆さんも同様ではないか?

上の画像でも見られるように海岸はリゾートとして美しく整備されており、100メートルほど波打ち際はまであろうかという幅広い白砂のビーチが北へおよそ2キロはあろうかと見えるほど続いている。この海岸も今はヴァレンシア市に属する。ゆえに全くの誤解というのは言い過ぎで、これも半分正しい、としておこう。

この美しきリゾートの夏の賑わいが容易に想像できるが、3月末では海水の温度は水浴に適さない。それでもビーチで日光浴を楽しむ人々が散見された。

なにしろ気温が25℃をこえていたのだ。

不安定で雲が多く氷雨や時に霰も降るライン低地地方からやってきた者にとってはまさにパラダイスというしかないヴァレンシアであった。







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by amselstillalive | 2016-05-06 19:31 | ヴァレンシア | Comments(6)