アムゼルの個人的撮影生活とその結果報告および若干の意見など

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Summicron-R 50mmの復活

ボケパノ用にととり急ぎ買ってしまったα7だが後悔はない♪

しかしもっぱらボケパノ用だけに使用するのももったいないのでオールドレンズも装着してみるのである。

すでに色々試してみたがやはり中でも一番凄みを感じるのは「標準レンズの王」といわれるSummicron-R50㎜だった。

early summer 5

ピンがきた点のシャープネスとボケとのバランスがまるでボケパノで撮った画のようではないか~!♬

これなら無理や面倒なことをしてまでボケパノ撮影するまでもない、とも感じる。

しかしあれはあれでまあ面白い遊びなんだから、と気を持ち直す。

early summer 4

Zeissは光の描写が得意、Leicaは影の描写に秀でる、がわたしの持論である。

ゆえにこのレンズに期待するのはやはり影の部分なのだ。

上の一枚の影のトーンを見て欲しい。しかもRAW現像ではなくJPEGで撮り出したカラー・イメージをモノクロ変換しただけなのでありますぞ、ご同輩。

色付きといえばこんなのもある。

early summer 14


かなり絞り込んで初夏の森の木漏れ日を撮った。これもやはり光より陰に主張を感じる画作りだ。

Leicaの設計者の嗜好性なのか企業の伝統なのかもしれない。

そして色合いはあくまで渋いのがライカさまなのである。

しかし、影に帰る。

once upon a summer day 3

光と影しかも影の描写となれば当然モノクロである。

斯くの如き光蜥蜴の活動期ともなればモノクロだけで撮りたい。

しかし渋味の色もみたいということでKlar(クリアー)というイメージモードで撮影しておきさらにモノクロ化する。

(ついでに文句をいえば、Sonyは欧州市場向けのカメラには日本語のメニューがない。ゆえにこのモードを日本語で何というのか知らない。これはNEX以来の奇妙なMKTGだ。欧州に住む日本人ユーザーは眼中にない、ということか?あるいは日本人だろうと欧州にいるなら欧州語に適応せよというありがたきご託宣なのだろうか?いずれにせよ不可解で腹立たしい。いちど日本語メニューをダウンロードできないのかと日本国内のサーヴィスセンターに問い合わせたが、できない、とけんもほろろの対応であった。Sonyは日本企業ではないと結論をだすしかなかろう。)

RAW現像は面倒なのでしない。

Fujiの場合はフィルムシュミレーションもRAW現像で転換できるし使用法も簡便なのでもっぱらRAW撮影するのだが、SonyのRAW現像ソフトは使い難い、ゆえにJPEG撮り出しのみである。

JPEGをいじるのは感心しないがこっちはまあFlickrや500pxなどに発表するだけなので気にしないことにしている。

summer evening light 3

ちらっと見ただけではRAW現像なのかJPEGをいじったのか判断はつくまいとタカをくくっているのだ。

だって自分でもわからないもんね。

これまでRAW現像にこだわってきたアホさ加減をしみじみと感じる。

RAW撮影を止めたのはα7のソフトの問題もあるがボケパノ撮影のせいでもある。

RAWどころか24MPをフルに使うことさえ剣呑なのでボケパノでは最小の6MPで撮影する。

これを9枚合わせれば54MP,そのうち50%がオーヴァーラップとして27MPだから、まあそれで善哉、なのである。




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by amselstillalive | 2017-06-15 20:20 | 機材 | Comments(2)

Summicron-R 50mmを75㎜相当で使用することに慣れよう

前回は一枚しか紹介しなかったオルタナティブ②のSummicron-R 50mmでしたが、オルタナティブ①でレンズをX-T10に装着し75㎜として使用したイメージをもっと載せておきます。

前にも言及した高梨豊師の焦点距離=年齢説によれば

わたしめが75㎜を使うべき年齢にはまだ遠いが

安心している場合ではないとも言える。

今から少しでも75㎜に慣れておいた方がよい凹凸


as sumi-e


そんな人生の秋が迫っている。

Summicron-R 50mmはご承知の通り開放絞りF2だが

開けてよし絞っても佳し、の標準レンズの王者と呼ばれる神であるゆえ

絞ってみたのだが実によい描写だ。

オリジナルのLeica R(わたしの場合はR7だったが)では果しえなかった精密描写である。

ほぼ同じ場面を縦にしてみる。

the tree


X-T10はどうも細部が潰れると思って設定の仕方を色々検索した結果

シャドウを-2、ノイズリダクションも-2とすると

つぶれにくくなるという事を知ったので実行してみた。

ついでにシャープネスも-1にしてみた、

その結果、拡大してもつぶれなくなったようだ。

一方、

開放では如何?

autumn light 3<

やはりよくボケる♪

これは遠い後景がよくボケたのであって、じゃあ寄った場合はどうか、といえば

autumn light 2


てな具合である。

F2でこれだけボケればAPS-Cセンサーでもバカにはできない♪

また精一杯寄ったものの75㎜相当の距離感がある。

しかも75㎜のやや長のレンズで50㎝まで寄れるか?というザマミロ感も味わえるぞ(^^♪

んで

もっとギリギリ寄って見た

herbst

う~~~む善哉~!

開けてよし絞ってもよしがよ~く実感できたし、

またLeicaらしい描写、特に発色が味わえる

それはクラシッククロームのおかげもあるが

X-T10とはなかなかよいコンビであることが了解できた。


autumn light


EVFの拡大機能のおかげでピン合わせも楽である。

(これが、X-T一桁機ならもっと楽だろうな)

と、余計な邪念も湧くが

それはとりあえず脇に押しのけて

大満足のSummicron-R 50mmであった~♪





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by amselstillalive | 2016-09-19 01:31 | 機材 | Comments(4)

KIPON BAVEYESのフォーカルレデューサーアダプター 0.7x を試す>>Conclusion

さて、KIPON製フォーカルレデューサーアダプターのテストの二回目は、

Leica Summicron-R 50mmを試してみた。

ご承知のようにズミクロンは絞り開放F2である。

同じくF1.4のプラナーとどう違うのか、がポイントである、が。

まず結論から述べてしまおう。

結論>>返品、である凹凸

理由を作例でご覧いただきたい。


focal reducer testing 7


前回と同じ車を撮った。

路面が前回ほど歪んでいないのがわかる。F2開放だが(以下全て同様)そのせいなのだろうか?

しかし画面上方の木の枝あたりに非点収差が出ている。

ヘッドライトにフォーカスしたがやはりシャープだ。

フォーカスを中景にすると

focal reducer testing 9


これも後景に非点収差がでてみにくい。

これでおよそ気持ちが決まってしまったのだが念のため続けて試写する。

自然物はどうか?


focal reducer testing 8


前ボケが流れて五月蠅いが、しかし影の描写はやはりライカさまだけのことはある、と唸らされる。

そこでやや決心が前ボケの如くゆらぐのだが・・・・

以下で再度決心をかためることになった。

focal reducer testing 10


木の枝を見上げる角度と距離によるものだろうか

非点収差が酷い。

しかも周辺部といわず中心部にいたるまで盛大に収差がでている。


前回も述べたが、これを楽しむ、という趣向もあっていいわけだが

腐ってもズミクロンさまではないか~!

これもまことに遺憾!!

ということで返品に決定したのである。

そしてこのエントリーを書いている時点で返品発送はすませた。

昨晩販売者にRMAリクエストを送ったら今朝はもう返品用DHLのエチケットが送られてきた。

仕事が早くて結構である。


focal reducer testing 11

斯くの如きていどの収差にとどまってくれていたなら返品はしなかったろうが、もう済んだことだ。

KIPONのアダプターの品質についてはNEX 3時代に苦い経験がある。

例えば、NikonG用のマウント部がゆるゆるだった、また逆にL39がきつすぎた(これはたぶん設計時にライカをけちってゾルキを使用したのだろうと憶測する)

またQBM用では無限遠がでなかった、エトセトラ・・・

KIPON社にはその旨フィードバックをしたのだが改善されたのだろうか?

アダプター遊びやアクセサリーによるドレスアップなどの記事や出版物で有名なS氏をご存知だろう。

SNSでこっそり尋ねたところ、S氏もそれらについて確認してくれた。

しかし業界人ゆえ公にそんな発言はできない。

ゆえにここでもS氏としておくのである。

S氏は、くわえて、「でも今はカイゼンされたようですよ」、と付け加えるのを忘れなかった(笑)。

しかしわたしは業界とは無縁の一ユーザーであるから声を上げて云う。

KIPONはこんな品質の製品製造と生産管理では今後発展できないよ~

と。

CEOでオーナーのイワン張くん、貴君は日本語の使い手故、この記事を読む機会があればよくよく考えてほしい。

貴社の製品はデザインがよく価格も適正なので人気があるが、クオリティに関する失望から離れてゆくユーザーも多いのだよ。


というわけで、まだ高価格のメタボーン製品はどうかという疑問がないわけではないが、

フォーカルレデューサーアダプターに関してはわたしの中で終了してしまった


持ち腐れしている神レンズを今後どうするか、という課題だけが残った凹凸。

まあ、あとはEOSフルフレームかα7シリーズか、という選択にやはりなるのであろうが・・・














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by amselstillalive | 2016-09-08 19:00 | 機材 | Comments(4)

Summicron-R 50mmとクラシッククロームとの親和性

Leica Summicron-R 50mmをX-T10に装着してみた。

X-M1ですでに使用しているのでアダプターはある。

装着した様子はあまりバランスがよいとは言えないが、問題は写りなので気にしない事にする。

その写りだが・・・

lazy summer evening


と、こんな具合である。

古い写真のような味がある。

Leica味というか、むしろクラシッククロームの味なのだ。

あるいはクラシッククロームはひょっとしたらLeica味を追求したのかも知れぬ。


lazy summer evening2


いずれにせよ古色蒼然とした雰囲気がでた。

個人的には好ましいと感ずる。

さすが標準レンズの王者と称賛される神レンズだけあってボケもうるさくなく

シャープさとのバランスも善哉。

一方わが持論であるが

Zeissは光の、そしてLeicaは影の描写にすぐれる

ということだが、あいにく影を捉えたショットが未だない。

lazy summer evening3


得意とは言えない光の描写を見てみると

斯くの如く渋い光がセンサーに残された。

これはやはりLeicaならではのものと勝手に納得した。

これはこれで善しとすべきだろう。

嗚呼、レンズ遊びの楽しみ極まりなし♪






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by amselstillalive | 2016-07-28 16:18 | 機材 | Comments(5)