アムゼルの個人的撮影生活とその結果報告および若干の意見など

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X-T2、ACROSを検証する

X-Pro2から採用され X-T2にも当然のことながら搭載されたフィルムシュミレーションのACROSである。

これこそが、価格が落ちしかも目下300ユーロのキャッシュバックセール中のX-T1ではなく

X-T2を選択した理由のひとつなのであった。

当初あまり腑に落ちなかったその効果ゆえ再度検証してみた。


Winter Sky


コントラストはシャドートーンを-2として下げているが

それでもかなりハイコンなのがわかる。

暗部が締まるのは前回でも感じたが、雲のグレートーンがなかなか善哉♪


Winter Sky 4


ちなみに、以上二枚はレンズにプラナー50㎜F1.4ZSをアダプター経由装着している。

絞りはF5.6でシャッター速度はオートである。

次にXF27㎜はどうか試写してみた。

見た目は廉っぽく絞りリングもないパンケーキではあるが

その描写は侮れないことはすでに承知している。


3:17PM


これはもっとシャドートーンを上げた方がよかったかなあ、と思われるが

冬には得難い光蜥蜴をよく捉えてくれた。

何より軽いレンズゆえ持ち運びのストレスはないので助かる。

このあたりD610を手放した理由であったがX-T2とのコラボのよさに安心した。

絞りはカメラ側のダイヤル操作が面倒なのでF2.8の開放で通した。


don´t look back


小型軽量の機材はスナップには重宝する、という当たり前のセオリーをあたらめて確認する。

この最後の一枚は愚息の顔に光があたった瞬間が偶然捉えられているが

AFがきちんと仕事をして手前のチャリではなく顔にピンを合わせてくれた♪

ACROSの効果にはそれほど感動しないのは、この程度なら

普通のモノクロでもRAW現像で何とかなるということ

すでに書いた。

しかもJPEG+RAW記録で結局はJPEG撮り出しではなくRAW現像で少し手を加える

これではX-T1でよかったのではないか、という不都合な疑問が

沸々としてくるのであった。










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by amselstillalive | 2016-11-27 06:39 | 機材 | Comments(2)

しっとりと空気感や浮遊感も善哉なX-T2

前回は24MPの新センサーX-Trans COMSIIIの解像度を知るために

XF35㎜F2をあえて絞って撮影したのであるが

FBにおける畏友である口うるさい某爺から

カリカリ描写で気に食わんという罵声を頂戴した♪

わかってねえなあ、と思った(苦笑)。

次はボケや空気感を試すつもりだったからだ。

abandoned bicycle  :(  2


いかがだろうか?

今回はXF35㎜F1.4を装着し、暗部がしまった描写と評判のACROSで撮影したものだが

X-E1で撮影しRAW現像で調整したかの如き描写なのでまあ安心である。

写真はやはりレンズで変わる。

そしてACROSだが、RAW現像はやはり手間である。しかしそれがJPEG一発で仕上がるので嬉しい♪

実に悪くない。

ではお気に入りのクラシッククロームではどうだろうか?

changing season


実に好ましい色合いである♪

また某爺がうるさくいう「浮遊感」も充分あるぞ~

またカリカリしたところは一切ない。

またXF35㎜F1.4の神レンズとしてのパフォーマンスにはまことに恐れ入る。

では「標準レンズの王」の一つPlanarではどうだろうか?


bike with aura


まるで銀塩で撮影したかの如き描写なのであった。

35ミリ版で75㎜相当なので若干の引き寄せ効果があるし

ボケはキレイだ。

また、X-T10に装着した場合はアンバランスだったレンズだが

X-T2の一回り大きいガタイではぴったりはまったバランスで

取り回しがよい。

そして肝心な一点だが、X-T2の大きく見やすいEVFによりピン合わせが非常に楽なのである。

やはりX-T2にしてよかったなあ、と当初の落胆から回復しつつある。

しかしもっとよくつきあってお互いの親密さを増して行かねばなるまいよ♪









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by amselstillalive | 2016-11-22 04:48 | 機材 | Comments(4)

また買わなくてもいいカメラを買ってしまった件

これはAmazon.deが悪い。

9月の発売開始以来ずっと品薄在庫なしが続いていたが

ここ数日、何日より入荷とのメッセージに変わり期待をもたせ

夜中になると何台入荷になり、翌朝には在庫なし

という状況が続いていた。

late late autumn light

つまり少数が暫時入荷しては即完売ということらしい。

何がかというとX-T2である。これは人気商品なのである。

すなわち値崩れは当分期待薄だ。

と、思わせるMKTG戦略なのであろう。

一方ではX-T1は300ユーロのキャッシュバック・セール中で

グラファイト・シルバー版で定価1380ユーロであるから実質1000ユーロちょっとなのだ、

X-Pro2でさえ100ユーロのキャッシュバックで実質価格は後発のX-T2と並んだ。

悩みましたよ、実際。


late autumn evening


で、何を買ったと思います?

当初はX-T1グラファイト・シルバーに大きく傾いていた気持ちも

画質がX-T10と同じということではいかにも何なのでX-Pro2かなと思った。

そのスタイルは実に好ましいものの、しかし光学ファインダーは必要ないし

むしろEVFがより大きく見やすいほうがアダプター遊びには有利、ということで


detailed autumn


そうです、X-T2にしてしまったのであります♪

即試写した結果がこれまでの三枚ですが

さすがに6000x4000ピクセルの画像は大きい

しかし精細感はそれほどはなくこれまでの16MPセンサーよりちょいとまし

という程度に感じる。

で、例のフィルムシュミレーション「ACROS」はどうかといえば


late autumn light by film simulation mode "ACROS"


巷間伝わる通り暗部が引き締まって好ましいものの

これなら今まで通り普通のモノクロを調整すればできる程度のものではないか

と、第一日目はどうも今一カンドーの少ない試写ではあった。

つまり高い買い物に納得がいかない、のであります、杜甫歩

2日目以降に乞うご期待、と自分に言い聞かせて

後に続けることにしますわ凹凸









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by amselstillalive | 2016-11-19 20:16 | 機材 | Comments(2)

アムステルダム、夏の黄昏

夏の黄昏といっても欧州北部のそれが始まるのはまあ10時頃だろうか

しかもかなりロンドンに寄った位置にあるアムステルダムは

ベルリン時間よりおよそ1時間は遅い。

summer evening in Amsterdam


夏の時間はゆっくり進み、午後6時といっても暮れるには早すぎる。

しかしすでに仕事をひけた人々なのか運河に船を出して遊んでいる光景が多く目に入る。

これは運河が四通八達した都会ならではの生活である。

冬時間であればまだ5時なのでまだまだ陽は高く

仰角45度ほどの天空にあり地を照らす。

しかし8時ともなるとそれもぐっと傾き

夕方らしく空が赤らんできた。


summer evening in Amsterdam 2


建物の陰はそろそろ暗さが勝っても来るのである。

このころからヨタカたちも三々五々盛り場にいできたる。

こっちはもうそんな人生の時はとっくにやりすぎてしまったことゆえ

こころがざわつくこともない。

ただ時がゆっくりと移ってゆくのを呆然と眺めるのである。

そんな者にとって市中心部を流れるアムステル川のほとりがいちばん似合うようだ。

エルミタージュ博物館アムステルダム別館に夕日が照って美しい。


summer evening in Amsterdam 3


この後景を眺めていたこちら岸を

あっちへ移って振り返るよう眺めれば

こんな光景なのであった。
summer evening in Amsterdam 4


夏にしては早めの夕食もすでにとってしまったので

後はお好みのカッフェーに陣取って

黄昏が宵闇に移り変わってゆく様を

見つめて時をやり過ごすばかりだ。

人生のうちにこんなひと時をもつことこそが

さて結局は生きる醍醐味ではないか

と齢を重ねるままに考えるようになってきた。

わたしの人生の黄昏もようよう近い。







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by amselstillalive | 2016-11-12 07:49 | Amsterdam | Comments(2)

Sigma製作の短編映画『blur』について

昨日たまたまSigma製作の短編映画『blur』にめぐりあって激しく感動した。

そこでFacebookでシェアしたが、たったおひとりだけが「いいね」をしてくれただけだった。

わたしの感覚はよほど皆さんとは乖離しているようだ。

シェアにさいして以下のようなコメントを書き加えた。

写真撮影の意味の根源に迫る傑作!
たった15分の短編だが、父と子・家族、生と死をめぐるものとしては
小津の『東京物語』にゆうに匹敵する大作であろう♪
自身が冴えない写真好きの父親としては泣けて仕方がなかった凹凸
Sigma,GJ!!


というのだが、このコメントが余計だったのかもしれない凹凸

その短編をご覧いただきたい。



いかがだろうか?

タグづけするなら

#写真撮影の意味

#『東京物語』

となろう。

さらにいくつかの理屈を並べたてる必要もなかろう。

これがご理解いただけたのであればあなたはわたしのパートナーであります♪



さて、これだけではなんなので自作を一枚貼っておきます。

at the café 't Hooischip, Amsterdam

アムステルダムの

café 't Hooischip

という名のカフェバーで撮影した。

この日は例の日帰りアムステルダム行の終盤で

けっこう歩き疲れてそろそろ中央駅へ行こうと

ここを通りかかったら別行動中の家内に呼び止められ

この日最後のビールを味わった

その幸福感に満ちたひとときに撮った数枚のうちの一枚だった。

冴えない写真好きの記録である。






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by amselstillalive | 2016-11-10 18:20 | 写真撮影 | Comments(9)

オランダ王室の故郷を訪ねて

家内の実家への帰郷はオートバーンA3号線を使用するのだが

途中、「Schloss Oranienstein」の観光案内板がいつも気になっていた。

というのも、それはオランダ王室であるオラニエ=ナッサウ家の故城のひとつだからだ。

そうである、知っている人はとっくに知っていようがオランダ王室はドイツ出身なのである。

そこで時間のあった今回の帰郷の帰路より道してみたのである。

しかし当日は休館であった凹凸。

そこはドイツ連邦軍の駐屯地でありお城はその中にあるのだった。

そこでお膝元の街であるDiezで昼食を摂ることにした。

Diez, Germany


なにやらありふれたドイツの街、という風情だが

街の立地がやや特別で

背後に小高い丘を擁し

その上に要塞が如き建物が見える

Diez, Germany


当然そこへ至らざる可からず。

しかしその前に腹ごしらえだ。

貧弱にみえる広場に一件だけレストランのようなものが

看板には「Small Prag」の文字が・・・

「小さなプラハ」とはチェッコ料理の店か?珍しいものだ

中はこじんまりとしてまだ見ぬプラハのビストロを思わせる風情

Radeberger Pils


ピルゼン・ビールはなかったが、ドイツではそれに最も近い味をもつといわれる「Radeberger Pils」を注文する。

コクのある味わいのピルツである♪

料理はグラッシュをたのんだ。

本場はハンガリーだが、まあドイツよりチェコのほうが近いので期待する。

OLEG2258


クヌーデルがまるでシナのマントウ(蒸しパン=饅頭と書くが餡なし)によく似た風味である。

牛肉はよく煮こんであり筋の部分がとろりと舌に融けるのが嬉しい♪

味付けはハンガリー風のパプリカ味ではないが、しかし美味であった。

オランダ王室の故郷を訪ねたのに東欧にであってしまったわけだ。

さて、カロリー補給ができたので丘にのぼる。

それはGrafenschloss Diezといって中世期に建てられたものらしい。

Grafとは伯爵であるから貴族のお城というわけだが、実はもっと古く790年にはフランク王国軍の駐屯地だったいう。

このあたり一帯はプファルツとヘッセンの境界でありライン川にも近い軍事的要衝ということなのだろう。

それで現在でもドイツ連邦軍の駐屯地があるのも歴史的背景と理由があるのだった。

OLEG2266


城はユースホステルやら博物館やらになっているが、この塔の上は結婚式場になっていた。

塔の麓からは市内が一望できる。

城のすぐ下はライン川の支流であるLahn川である。

OLEG2270


秋の装いが美しい。

やはりドイツは田舎が善哉、なのである♪

お城の上にはビストロもあったが

営業は夕方からということで人の姿はなく

晩秋の弱い日差しが影を作っているだけだった。

solitude


おそらく夏場のシーズンはオランダの臣民たちが王室の故郷を訪ねてこの地にやってくるものと思われるが

今はただ名曲「荒城の月」が相応しいかと思われる

枯れた季節の風が吹き抜ける古城の秋であった。






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by amselstillalive | 2016-11-06 22:42 | ドイツ | Comments(4)

アムステルダム、自転車、モノクローム、ボケ、光蜥蜴

わたしの最も好きなモチーフは

自転車、ボケ、光蜥蜴

をベストスリーとするが、

これがアムステルダムにおいては百花繚乱なのである。

更新の遅い幣ブログゆえ多くのイメージが未載録になった。

ここでこれらを一気に掲載することにします♪

Bike at canal in Amsterdam 37


Bike at canal in Amsterdam 38

Bike at canal in Amsterdam 39

Bike at canal in Amsterdam 42


Bike at canal in Amsterdam 43

Bike at canal in Amsterdam 44

sunset light on Amsterdam

Bike at canal in Amsterdam 46

Bike at canal in Amsterdam 47


Bike at canal in Amsterdam 48


Bike at canal in Amsterdam 49


autumn light on Amsterdam 6


Bike at canal in Amsterdam 50


Bike at canal in Amsterdam 52


ほとんど中毒症状が見られる

或は、淫するほどの情熱ぶりが見ていて恥ずかしいが

これがわたし自身の意識状態あるいは「まなざし」の在処なのだ♪

まだまだ在庫はあるのだが

本日はこれにて

残りはまたあとでね♪







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by amselstillalive | 2016-11-02 19:13 | Amsterdam | Comments(6)