AmsterdamをX-T10とクラシッククロームで
前回ものべたがおもにモノクロームで撮影しRAWも同時記録して時に応じてRAW現像をする
という方式は別にアムステルダム旅行に限ったことではなく普通のことになっている。
これが以前はクラシッククロームで撮影し時にモノクロに転換することにしていたが
モノクロームでアップロードすることが多いので現実にあわせて変更したのであります。
しかし、やはり色がないとちょいと何だな、というケースがままあり
その場合、RAW現像でクラシッククロームに代えてみるのです。
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これなどはモノクロだとボートハウスの「舳先」で日光浴もしくはお昼寝中の女性が画に埋もれてしまう。
同じような理由で埋もれた犬を拾い上げるために以下も色を付けた。
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ついでに申せば、このイメージのボケ方は個人的にツボにはまってくれて実に嬉しい。
光の塩梅も善哉、である♪
以下の場合は、一台目と二台目の色の差異が必要に感じたからである。
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しかしモノクロの味もすてがたく、すでに500pxにアップしてある。
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モノクロの方が雨降りの鬱陶しさとそこはかとない悲哀感がでているような気がして、より「作品」ぽく、
ゆえに500pxのような場所には相応しかろう、と判断したのである。
さて以下もクラシッククロームへの転換だったが
その特性である渋さより若干華やいだ感じがするのは
モチーフへの撮影者の気持ちが反映してしまったのだろうか?(苦笑)
写真とはそこにあるものをただ写し取るばかりではなく、撮影者の意識や志向を写し出す鏡である、
というのがわたしの持論である。
by amselstillalive
| 2016-08-26 22:23
| Amsterdam
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