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アムゼルの個人的撮影生活とその結果報告および若干の意見など

X-T10のためにXF35㎜F1.4Rをゲット

ヴァレンシア報告の途中ですが、新機材を導入したのでここでインサートします。

Xシリーズにレンズ交換式が導入されたのはX-Pro1からでしたが、それと同時に投入された3本の単焦点レンズの核心的プロダクトが

XF35㎜F1.4Rでした。

35㎜ライカ版では、50㎜標準レンズに相当します。

ま、こんな説明は不要でしょう。

ただなぜ今になって導入したのか?

価格がネックだったからです。

かって、50㎜標準レンズはリーズナブルな価格で買えるお手軽なものでした。

また、Nikonフルフレーム用の現行50㎜標準レンズであるAF-S Nikkor 50mmF18Gなどは

実に優秀な描写性能を廉価で販売する撒き餌レンズです。

それと同程度の性能であるXF35㎜F1.4Rはしかし

AF-S Nikkor 50mmF18Gのほぼ倍の価格です(ドイツ市場では549ユーロ by Amzon.de)

とてもお手軽とは言いにくい価格です。

一方、新しく投入されたXF35㎜F2Rの方は、369.90ユーロ、その価格差は約200ユーロ、

当初はF2Rにしようかとほぼ決めていたのです。

日本国内ではほぼF2Rと並んだ価格のF1.4Rですが、ドイツでは法外に高い

しかしさる英国のeBayerがF2R並の価格で出品している、そこで逝ってしまいました~~~凹凸♪




FUJIFILM X-T10+XF35mmF1.4


こうしてX-T10に装着すると実に見栄えがよろしい♪♪。

また、ついでにハンドグリップもゲットしてしまいました。これで俄然もちやすくなりました。

さっそく試写しました。

わが家の庭に今年も咲いたフニャフニャ(家内は知っているのですが何度聞いても覚えられない名前)という花



Bokeh by XF35/F1.4


もちろん開放絞りで撮影しました。

よくボケてくれてます。

APS-CセンサーですからF1.4は、フルフレームのF1.8~F2のボケ具合ですが、わたしの最も好きな絞りはF2ですから

ま、これでいいでしょう。

しかしF1.4の明るさはそのままですから明るい♪

基本的にずっと開放絞りで撮影することにします。

X-T10はX-T1ゆずりのメカニカルと電子シャッターの併用です。

過度のハイキーの場合、カメラが自動で電子シャッターに切り替わり、最高速1/32000で切ることができます。

ゆえに開放でも怖くない♪



Hedge with Bokeh



D610+50㎜F1.8Gのボケ具合に近い好ましさです。

しかし機材の重量はこっちの方がいうまでもないことながら、

軽い♪

そして小さい。

還暦過ぎの老人には相応しい機材である、と肯定せざるをえません。

こうなると、XF56㎜F1.2Rに物欲が沸々と盛り上がりそうなのをぐっとこらえて

まずはこのXF35㎜F1.4Rをじっくり楽しみ味わおう、と老人の知恵が働くのでありました。







by amselstillalive | 2016-05-12 17:23 | 機材 | Comments(6)
Commented by blackfacesheep2 at 2016-05-12 20:52
ううむ、まずいものを見てしまいました。^^;
現在の我家のD610の稼働率を考えるにつけ、こういうエントリを見るとまことに具合が悪いんであります。
私も還暦になったことだし、フルサイズ改めFUJIのXTを検討するべきなのかも・・・^^;
ま、ドイツに行ったときに触らせてもらって考えよう♪
Commented by amselstillalive at 2016-05-12 20:57
黒顔師匠、
こんな美味しいものを食べずにいるのは自分への罪ですよ~!♪
ぜひこちらで触れてそして決断してください。別にD610を捨て去る必要もありませんし。フルフレームはそれなりの美点は沢山ありますからね。ただ持ち出し率はドラステイックに減りますね凹凸♪
Commented by 皐月の樹 at 2016-05-12 21:18 x
おお~♪ これは素敵な描写です!このツンデレ具合、うっとりしますね~v^^
Fujinonレンズ、私は使ったことないのですが、以前勤めていた会社で、フジノンさんの開発の方と一緒に仕事をさせて頂きました。ガラスの知識、加工の知識、ものすごかったです。拘りも、ハンパなく。
確か、ジャイアンさんがFujinonのLマウントの50㎜/F2をお持ちだったと。あの描写を見せて頂いた時も、ふんぞり返りました^^;
FujiのXマウント、よく考えられていると思います。狙いも他社が行かないところを狙ってますよね~。レンズ設計を重要視した選択かと。レンズを大事にされている証拠とも思いました。
ドイツは、そういう価格帯にしているんですね~。それもやはり、(元?^^;)レンズ大国故でしょうか?^^;
ペンタは・・・やはりブランド名が足を引っ張るのか^^;
K-01の時に、思い切ってマウント替えもありかとも思いましたが・・・実に中途半端でした^^; まあ、良くも悪くもそれがペンタの拘りなのかもしれません。
でも、であればこそ、なぜ故毎度全部盛りの機能満載機を出すのか?
いっそのこと、思いっきりストイックなフルマニュアル一眼レフを出してもいいじゃない♪と思うのですが。
ヘンテコ貧乏ユーザーの話は、聞いてもらえませんかね^^;;;
Commented by amselstillalive at 2016-05-12 22:15
Jodan師匠、
ありがとうございます。
フジノンは昔から描写性能に定評がありますね。
また企業ポリシーもMKTGも善哉と思います。
それに比して某ペンタのだらしないこと。サムソンとの協業関係が災いしたのか、カメラにはやる気のないHOYAに転売目的で吸収され、結局リコーに落ち着いたものの、数年出遅れのフルフレームを今頃だしたり、もうほとんど終わったブランドではないでしょうか?ただし今はタムロンに移ってしまいましたがかの有名なレンズデザイナーは造られた名玉が存在するのがペンタファンを引き留めているだけではないでしょうか?わたしはDA40Limitedだけをいまだ所有しているだけですが何時かはましなカメラを出してくれると期待はしているのです。K-1のごちゃごちゃ機能にはうんざりです。ご指摘のようなストイックでスッキリとしたカメラを真の写真好きのために出さないと復活はないでしょう。どうせニッチマーケットを狙うしかないのですから、徹底的にニッチなカメラを出すべきでしょう。
Commented by film-gasoline at 2016-05-12 22:44
う~ん、悩ましい・・・^^;
私もX-E1用にフジノンレンズを探してました。
歳のせいでしょうね、最近MFに疲れてきたんです^^;
やっぱりこれ「神レンズ」なのかな~?
欲すいです・・・^^;
Commented by amselstillalive at 2016-05-13 04:13
フィルガソ師匠、
まだ数日の使用感から見てもまさに神レンズではないか、と思います。しかしX-E1に装着するとファインダーがけられるかもしれませんね。むしろF2RのほうがRF型には相応しいかもしれませんね。国内では価格差がないようなのでその視点からはF1.4Rのほうがいいかな?ま、好みの問題に結局は帰結するとおもいますが♪
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